我々は哺乳類である!

恐竜が無きあとの地上の覇者。

 

その覇者たるきっかけは「横隔膜」にあった!

 

今回のブログは横隔膜について熱く語りたいと思います。

哺乳類は1億年ほどかけて横隔膜を発達させ、

この地上を自由に動きまくれるようになった。

 

鳥や魚には気嚢(きのう)はあるが、哺乳類にしかこの横隔膜はない。

(あ、ちなみに「横隔膜」は焼肉屋さんでいうと「ハラミ」です!)

 

ここで横隔膜の歴史を少し話そう。

 

横隔膜はもともと首の舌骨筋がさがってきたもの。

 

簡単にいうと、

両生類であるカエルなどがのどをふくらませて呼吸している筋肉の一部が、

胸と腹の間にまでおりてきたものが横隔膜。

その証拠に、

横隔膜を支配する神経(横隔神経)は、

首から心臓と肺の間をはるばる下がってきて横隔膜に分布している。

 

なので、しゃっくりは横隔膜のけいれんなので、

首を前に傾けたり、

首のつけ根の前で左右を通る横隔神経を押さえると、

止めることができるのだ!

 

しゃっくりをする女性

 

例えば治療に応用するとしたら、

呼吸が浅く、

息苦しそうな患者さんには首の真ん中を通る横隔神経を狙って調整をすると、

 

「先生、首が楽になったら呼吸が楽になった!」

と喜びます。

これも首と横隔膜が連動していることを知っていれば簡単なことである。

 

ここで横隔膜の部位の確認をしたいのだが、

優秀なるMB受講生諸君は横隔膜の場所はわかるよね?

横隔膜は、前は胸骨、後ろは背骨(腰椎)、わきは肋骨からおこって、

真ん中に心臓をのせたドーム状をした筋肉。

 

つまり腹腔(魚でいうと、はらわたが入っているところ)の上部のふたにあたる、

ドーム状の筋肉が「横隔膜」である。

 

このドームの最上部は、ほぼ胸の高さ。

 

多くの人は横隔膜はみぞおちの辺りをイメージするが、

それよりずいぶん上だ。

 

女性だとちょうどブラジャーの高さに一致するイメージ。

 

 

そして、このパラシュートのようなドーム状の部分と共に、

その下にはクラゲの足のような2本の脚がある。

別名、”横隔膜の脚”

 

 

胸椎12番~腰椎にかけて付着している。

 

この部分が脊柱にしっかり固定されていることで、

吸息時、横隔膜はしっかり引き下げられ、息が深く入る。

 

さて、ここでMB受講生諸君。

 

この横隔膜の脚をよく見てほしい。

この付着しているのとほぼ同じ所に大腰筋が付着している。

「繋がっている」と表現しても過言ではない。

もちろん2つの筋肉は別だが、

その構造を見ると「横隔膜と大腰筋は連動して働く可能性がある」ことがわかる!

 

ということは、

横隔膜の調整は大腰筋にも影響を与え、

結果的に腰痛の治療にも使えるのだ!

 

 

次回もさらにコアな横隔膜の話に続く!

 

以上!

忍押!(すお!)