【肩とはなにか?】

 

 

 

 

 

 

根本を考えることは何事においても大事だと思います。
ちょいと得意の発生学的に観た肩の調整について。

 

太古の昔、口からお尻まで一本の管が通ったナマコのような生物が最初でした。

 

例えると、筒状のストローのような状態です。

その筒状の体に脊索、つまり背骨ができました。

 

脊索からできたのが頭蓋です。

頭蓋の一部が変化したものが顎になり、
顎から変化したものがえらになりました。

 

この、えらが退化することで首ができ、
首の発生に伴い、今度は陸上に上がる時に、
胸びれから手が発生!
(発生学的にいうと腕の起源は胸ビレ)

 

この時、生物が陸に上がった時に、
腕がふにゃふにゃだったら移動できません。

 

そのために腕の付け根を硬く補強する必要があり、
魚でいう「かま」の部分の前面部が鎖骨、
後面部分が肩甲骨となり、
陸上に適する形と変化していったのです。

 

元々、腕を支えるために作られたモノが肩。

厳密にいうと腕の付け根に過ぎず、

肩こりは腕の付け根こりとも言えます。

 

まとめると、系統発生学的に肩は腕であり、腕は胸から始まります。

なので、肩の疾患でも肩の動きを良くするには

 

①腕の動きを良くすること

②鎖骨の動きを良くすること

③胸骨と鎖骨のつけ根の動きを良くすること

この三点が大事だと思いますね。

 

5月整体講座は肩のこりを瞬時に調整する手技だけではなく、

腕や背部痛(やり方によっては40肩や50肩)なども楽になるやり方を教えていきますね!

 

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※ちなみに人体の骨の中で最初に骨化を開始する骨は下顎骨と鎖骨です。

鎖骨といえば、
206個ある骨の中で1番折れやすい骨。

また、人間は他の哺乳類から進化しており、
ほとんどの骨は共通していますが、
実際には馬、牛、犬、猫などには鎖骨が退化しており、レントゲンでもほぼうつらないと言われております。
(猫はうっすらと見える場合があるとか)

 

しかし、鳥類や爬虫類の一部には鎖骨はあります。

進化の中であったりなかったりする骨が鎖骨。

そして鎖骨は一般体部の骨でありながら、
頭蓋骨と同じ結合組織性骨化をする唯一の骨です。

 

これは軟骨を経て形成される骨ではなく、直接結合組織から骨組織ができる骨。

頭蓋骨と鎖骨が形成されない鎖骨頭蓋形成不全症という病気がありますが、
結合組織性骨と軟骨性骨では発生の過程で異なったメカニズムに支配されているのかもしれませんね!

 

※発生学的解剖学に興味のある方はエビデンスとして「三木成夫」の本をオススメします!

 

以上!

忍押!(すお!)