※5月整体講座の予習にもなる内容です!

 

『親指はなぜ太いのか』

 

島泰三という方の本によればヒトが類人猿から分かれた要因は主食の差にあるといいます。

当時のヒトはアフリカの東側に住んでいて、肉食獣の食べ残しの骨を主食としていました。

骨を食べるのには石で割らねばなりません。

 

掌にすっぽりと収まる大きさの石を利き手に、死体から外した骨を反対の手に持って安全な場所まで持って行き、そこで骨を割って食べていたといいます。

 

 

 

 

 

 

ヒトが二足歩行になったこと、

我々の歯のエナメル質が、他の類人猿に比べて極端に厚いこと、

(骨は硬いのでエナメル質が薄いと歯がすり減ってしまう)

我々の下顎は他の類人猿と違って前後左右に動けること、

(他の類人猿は犬歯の牙が邪魔して左右の動きができなかったといいます。骨を食べるには歯で細かく割っていく必要があるのです)

 

我々の親指が長く他の指の方に近寄っていて手の中に丸い大きなくぼみができること、
(石を安定して持ちやすい、などを説明しています。)

 

大昔、親指は丸い石を安定して持てるように太く進化したのですが、
しかし、現在の我々が持つのは石ではなくスマホ。

数百年後、数千年後はどんな進化(退化?)を遂げているのでしょうか・・・・・

 

※他の類人猿とは?
現在の人類の直結はアウストラロピテクス・アファレンシス。
他にはアウストラロピテクス・バーレルガザリやアウストラロピテクス・ガルヒなど、4種ほどいたといわれます。

 

 

『パソコンのマウスをクリックするときに使う筋肉は?』

 

 

 

 

 

 

パソコンのマウスを示指(人差し指)でクリックすると第一背側骨間筋が非常に酷使されやすいです。

 

マウスをキーボードの横に置くと、連続した外旋と前屈のために棘下筋、小円筋、僧帽筋上部、菱形筋、三角筋前部にも疲労を生じやすくなります。

 

また、第一背側骨間筋の圧痛は、中手骨の骨際、または示指間の水かき部分の中央を押すと圧痛が取りやすいです。

 

ちなみに第一背側骨間筋を通る神経は橈骨神経。

 

この神経は頸椎の5~7番、胸椎の1番と繋がっており、第一背側骨間筋の緊張が、
手首、肘、肩、脇、首と繋がり、全身へ波及する可能性もあります。

 

 

『スマホで使う筋肉は?』

 

 

 

 

 

 

母指球筋が主に使われます。

この筋肉は手の親指の付け根のふくらみ(母指球)を構成する4つの筋肉の総称です。

4つの筋肉とはすなわち、短母指外転筋・短母指屈筋・短母指内転筋(斜頭、横頭)・短母指対立筋 これら4つの筋肉を総じて母指球筋と呼びます。

 

ちなみにラーメンのどんぶりをもつ手を支えるのが母指対立筋。

これはサルの手にはない人間だけが持つ筋肉です!

 

現代人はこの筋肉が疲労しまくり!

 

 

5月講座のお題は肩こり・背部痛。

単に局所のみの調整法だけではなく、様々な視点から考察したテクニックを伝授しますのでお楽しみに!

 

では、受講生の方は「お知らせ」を読んで元気にお会いしましょう!

 

以上!
忍押!(すお!)